第51章 欲求　✴︎

私の脇腹や背中をなぞると下着のホックを外されて
赤井さんの手は私の胸を揉みしだいた。



「いつも通りお前の胸は柔らかいな…」

『っ、や…恥ずかしい、です…』




胸の柔らかさを堪能したであろう赤井さんは
私の上半身の服を全て脱がし、胸の先端に顔を近づけた。



「ここ…舐めて欲しいか？」

『！！なんで聞くんですか…！分かってるくせに！』

「美緒が恥ずかしそうに俺を求める姿が見たいんだ。」



…意地悪なのは日常茶飯事だけど
行為中はまたさらにＳっ気が強くなってしまう赤井さん。


この人が一度こうなったら
私が素直に口に出さないと何もしてもらえないことは、これまでの経験で十分分かってる。




『舐、めて…下さい……』

「どこをだ？」

『〜〜〜っ…』



…もう！絶対分かってるのに！！



「早く言え、美緒。」

『っ、胸の…乳首…赤井さんに…舐めて欲しい、です…』


私の言葉に赤井さんは満足したように笑い
優しくキスをしてきた。




「お前…可愛いすぎだ。」

『っ、んんッ！』



赤井さんは私の胸の前に移動し
舌を出して硬くなった先端を舐め始めた。



くちゅ…ちゅぱっ



『あっ、ん…！あぁっ…』


舌先で転がされるように舐められたり
優しく触れたり、軽く押し潰されたりと胸を攻められているだけで、私の体は何度もビクビクと震えた。




「美緒…」


赤井さんの口が胸から離れ、
唾液で艶々に光っている自身の先端を眺めていると
赤井さんは私の下半身へと手を伸ばした。




「早く…ここも触れたい。」

『っ…』



大好きな赤井さんに求められて
嬉しくてたまらない…



赤井さんは私の下半身の服を脱がしにかかっていて
脱がしやすいように私は自ら腰を上げた。



それに気づいた赤井さんは優しく笑い
私の太腿から秘部に向かってゆっくりと手を這わせ
入り口に辿り着くと、中指でなぞるだけで卑猥な音がした。