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《赤井夢》Happiness{R18}

第49章 酩酊 ✴︎



「酔ったお前を抱くのはどうかと思ったが
1ヶ月ぶりなだけあって我慢出来なくてな…
悪かった。」


『いえ、そんな…』




私も赤井さんとずっとしたかったし…
ただ記憶にないのが本当に悲しい。


お酒って何が起こるかわからないから怖いな…
今度から気をつけないと…





「昨日の美緒、最高に可愛かった。」

『っ、でも私…覚えてないので…』

「ならば…思い出させてやろう。」

『へっ…?!』




驚いて赤井さんを見ると
私の体はベットに押し倒されて赤井さんが跨ってきた。





「まだ1ヶ月分はしていないからな…
今日は一日中ベットで過ごすぞ。」

『なっ…!?そんなの無理で…っ、ん!』




拒否しようと思って口を開くと
私の言葉は赤井さんのキスによって飲み込まれてしまった。





「覚えてないのが嫌なんだろう?
ならば昨日の夜と同じように抱いてやる…
途中からは俺もあまり覚えていないがな。」

『ゃ…っ、待っ…て…』

「俺を誘ったお前が悪い、諦めろ。」




…だからそれも覚えてないんですってばー!!




心の中で悲鳴を上げたけど
結局その日は赤井さんの言う通り、一日中ベットで過ごす羽目になった…


何度も何度も体を重ねたにも関わらず
赤井さんはすごく元気で、その日の食事は
体が動かない私の為に赤井さんがわざわざ寝室に運んでくれた。


これまでの週に一度の行為だって毎回激しかったのに
今回は今までの比じゃないくらいの激しさで
赤井さんの底知れない体力を学んだ私だった。



…でも結果的に、1ヶ月間悩んでいたのが解消され
幸せな時間を取り戻せたと思えたから…よかったのかな?
















(うぅ…。赤井さん…私ちゃんと生きてますか?)

(生きてるに決まってるだろう。それより…)

(?なんですか…?)

(それ、そろそろやめてもいいんじゃないか?)

(え?それって…?)

(敬語だ。)

(!?!?む、無理ですよ!)

(昨日は敬語じゃなかったんだが?)

(え゛……)




やっぱりお酒って怖い…!!



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