第15章 今年最後は鍋で決まり!
とりあえず、鍋の献立を考えることにした。
湯豆腐はアリ、すき焼きは肉が手に入らなそうなのでナシ・・・・・あとは鶏白湯の鍋とか無理だよね。
出汁を何で取ろう?この時代で取れる出汁は昆布、煮干し、鰹節くらいかー?
あっそうだ!ブイヨンなら作れるかも?野菜の皮を集めて煮込めばいいもんね。だけど、コンソメはどうしようか?
コンソメってそもそも何でできていたっけ?
そう言えば、お母さんが手作りしていたな。鶏ひき肉は手に入らないからダメか。
あとの食材は良さそうだったのに。トホホ。
お母さんの作ってくれたコンソメは鶏ひき肉、卵白、玉ねぎ、セロリと人参で作ると教わったことがある。大豆ミートでなんとかならないかな?
だとしたら粉末のコンソメなんか色んなエキスが入ってるんだろうな。成分表はよく見てないけど。
野菜を煮込んだだけじゃ味がでないか?とりあえず、鍋で野菜を煮込んで味噌を少し溶いて醤油や味醂を加えてみたけれど
味のパンチに欠けてしまった。そこで好子ちゃん達に江戸の鍋事情を詳しく聞きながら献立を組むことにした。
トマトチーズ鍋は良さそう。シメは手打ちの米粉で作ったうどんかラーメンがいいよね。
「よし、鍋作り楽しくなってきたわ!」
私はそう意気込んで鍋を作って行った。
美味しかったものとまずかったものを好子ちゃん達に試食してもらってお店に何を出すのか決めた。
そしてお店に出す鍋が決まったのは1週間後だった。