第16章 木ノ葉崩し
ヨルside
「......一応花は供えるが...アンタは花より団子だろ......?」
思い出す......沢山の記憶
『木ノ葉隠れの里の3代目火影 猿飛ヒルゼンじゃ』
『良い良い......外の世界は初めてか...?そんな顔も出来るんじゃのォ......』
『ヨル、何故行くのだ。お主にとってこの里はなんの重入れもないはず・・』
『ヨルよ.....儂の右腕にならんか?』
『ふん.....やはりお前が右腕だと有難い』
『火影と右腕ではなく...
1人の男と女として......温泉にでも行くか?』
『ヨル...』
『嗚呼...木ノ葉を頼んだぞ!』
父の様な...
師の様な...
時には同僚の様な...
そんな存在だった。
こんな余所者の...
人造人間ヨルを...
1人の人間として見てくれた貴方が本当に有り難かった。
本当に...
本当にありがとう。
「ありがとう.........
後は.....任せろ」
貴方が守ったものを
今度は......
............
例えそれが......
全てを敵に回しても......