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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第17章 東京*


黒尾side


最後の最後はじゃんけんで研磨に勝って花澄ちゃんの隣に座る権利を勝ち取った


『レインコート買っときませんか?』


「大丈夫大丈夫!一番前じゃなかったら殆ど濡れないから!」



なんて言ってたら
まさかの最前列で俺たちの番が回ってきた



「マジか‥最前列初めて‥」


「俺は知らないからね‥」



『すごい!運がいいですね!楽しみです!』



なんてワクワクしてる可愛い花澄ちゃんとすでに少し濡れていた座席に乗り込んだ




俺が身体が大きい事もあって2人で並ぶ席は肌がぴったりと密着するほど狭かった


『これ、いつ落ちるんでしょうか‥?ワクワクと‥ドキドキです‥』


動きやすい服装をしてきたという短いショートパンツからちらりと見える真っ白で柔らかそうな太腿が触れる

触れ合う肩


純粋にアトラクションを楽しむ花澄ちゃんの横で邪な思いでドキドキとしてしまう



『わっ‥すごいのぼってますっ‥!!どうしようっ‥!』







急激なアトラクションの上昇に急に怖くなったのかギュッと俺の腕にしがみつくから突然大きな胸が触れて心臓がドキッと跳ね上がる




『〜っ!!!』





そして次の瞬間
茨の中の谷底へと急降下していって




バッシャーーーン!!
と大きく水飛沫があがった




ぼたぼたと滴り落ちる水



『すごいっ‥びしゃびしゃですね‥黒尾さん大丈夫ですか?研磨は‥』



「うわ〜思ったより水がかかっ‥っ?!!?」



心配そうに俺を見た後後ろの研磨を振り返る花澄ちゃんの姿にギョッとする



まるでお風呂上がりかってくらいに濡れた髪


すっかりと水に濡れてびちゃびちゃになったカットソーは肌に張り付いて下着の線がくっきりと分かる程だった



『黒尾さん?大丈夫ですか?髪の毛びちゃびちゃで‥』



「花澄ちゃん、着替えとか持ってないよね?」



降り場までゆっくりと進む中
とりあえず羽織っていた薄いパーカーを脱いで花澄ちゃんの肩にかける


『えっ?!着替えは持ってないですけど大丈夫ですよ!すぐに乾きます!』



そう言ってパーカーを返そうとする手を制止する





「だめ!これは羽織ってて!俺は大丈夫だから、前もちゃんとしめて!」

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