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ハイキュー 俺の気持ちに気付いて【R18】

第17章 東京*


黒尾side


昨日は遠足前の小学生かってくらいドキドキして殆ど眠れなかった


花澄ちゃんとは東京駅で待ち合わせしてて
そろそろ新幹線が到着する時間



暫くするとやけに目立つ二人組が遠くの方から歩いてくる



離れていても分かるイケメンオーラ



長身のイケメンと




「花澄ちゃんっ?!」




『黒尾さーん!お久しぶりです!』




こっちに駆け寄ってくる花澄ちゃんとイケメン



「初めまして〜君が黒尾くんか!花澄の事お願いしちゃって申し訳ない!」




イケメンが目の前で立ち止まると深々と頭を下げる




「初めまして‥こちらこそ相手してもらってありがたいです」




そうだ‥一瞬ドキッとしたけどそういえばお兄ちゃんの出張についてくるって言ってたな‥




非の打ち所のない美男美女に周りの視線を感じる





『黒尾さん、今日は宜しくお願いします!』



「おー!宜しく!」




早速仕事に行くというお兄さんと別れて夢の国へ向かう為の電車の乗り場へと歩いていく



『あれっ‥研磨まだきてない‥?』




きょろきょろと辺りを見渡す花澄ちゃん




「え‥?研磨‥?もくんの?!」




『えっ?!はいっ!研磨も夢の国行ってくれるって言ってました!』




「そ、そうか‥うん‥そうか‥」




研磨が来るのが嫌なわけじゃ全くないけど
2人きりでデートだって舞い上がってたから無意識に声のトーンが下がってしまった




『あー!研磨!!』



「お待たせ‥」



嬉しそうにぶんぶん手なんか振っちゃって
そんな可愛い顔して走っていくもんだから


周りの視線を全部掻っ攫っていって


振り返ってまで花澄ちゃんをみてるやつもいる



そんなキラッキラ可愛い女子に目の前に立たれて

研磨が恥ずかしそうに俯いた



『来てくれてありがとうっ!黒尾さんもっ!』



「うん‥分かったから‥すごい目立ってるから行くよ‥」




「なにっ?!しれっと手繋いで歩き出すとは?!俺と手繋ぐのが先なんじゃないの?!」



「クロ声でかい‥余計目立つから‥」




あんなに女子に興味のない研磨が
人見知り大魔王が



さらっと花澄ちゃんの手首を掴んで歩きだした
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