第8章 私のストーリー
「今日は三本、いけるかな」
くぷんっと更に指を増やされ、ナカを刺激する。
シルフォードの唇はシェリーの胸へと移動し、ピンと主張した飾りを甘噛みし始めていた。
頭で処理しきれない程の快感が全身をめぐり、刺激を与えられる度にシェリーの身体はビクンビクンと反応した。
「シェリーの気持ちいいとこ、ココでしょ」
「あぁぁぁっ!!」
ナカの一点を集中的に刺激されると、シェリーは大きく仰け反り、あっけなく絶頂に達していた。
ガクガクと身体が震え、力が入らない。
だらしなく足は開いたまま痙攣し、三本の指を咥えている蜜壷はヒクヒクしながら喜んでいるようだった。
魔法書の世界で経験した絶頂も良かったが、兄から与えられる快感は背徳感があり、余計にシェリーを興奮させた。
「きゃぁ…っ!!」
快感の余韻に酔いしれていると、不意に胸の飾りに吸い付かれる。
先程よりも強い刺激に達したばかりのシェリーはそれ以上声にならなかった。
「ちょっと吸っただけなのにそんなに嬉しそうにして。可愛いな。もっとして欲しいんだね。じゃぁ、シェリーのおまんこ、もっと掻き回してって言ってごらん」
「……や、やぁ…」
そんな恥ずかしいセリフ、言える訳がない。
ここは現実なのだ…。
シェリーは目を瞑ったまま、イヤイヤと首を横に振る。
「イヤじゃないでしょ、シェリー。こんなにぐちょぐちょにして、まだ足りないって身体は言っているよ」
「……っ」
蜜壷に挿入されている指がわずかに動く。
だが、すぐに止まってしまい。シェリーは胸が苦しくなっていた。
私は…兄にこんなことをされて喜ぶなんて…!
でも、気持ちいいことに変わりない…
シェリーに残っていたわずかな理性はいつの間にかどこかへ消えていた。
「シェリーの…お、まんこ…もっと、掻き回して…くださ…」
「あぁ、いいよ。我が姫のお望み通りに」
「……っ! あぁぁぁっ! 気持ち…イイっ!」