第72章 ★ 前夜祭 ★ ロー視点 ★ ② ★
俺の体を押すその手ごと体を近付け覆い被さり
アヤの顔の横に肩肘を付き
もう片方の手でアヤの顎を掴んだ
話し合おうと言ったな
ロー)「…何か言いたい事があるのか?」
アヤは俺にそんな事を聞かれると思っていなかったのか
少し目を丸くした
「え?あ、えーっと…落ち着いて…もう寝よう?ね?明日祭りだし」
ロー)「…そうだな…」
俺の答えにアヤはほっとしたような顔をなった
ロー)「仕方ないから1回で終わらしてやるよ」
が、俺の答えに慌て出す
「いやなんでだよ!寝ないの?!寝ようよ!さっきしたじゃん!」
ロー)「お仕置だと言ったはずだぞ」
「いやこんな意味わからんお仕置…」
俺はアヤの言葉を遮るようにキスをした
わざといやらしいリップ音を出して俺は少し顔を離した
アヤが大人しくなるキスをすれば
案の定大人しくなる
ロー)「嫌なのか?」
「うー…そんな言い方…ずるいよ」
アヤは少し眉を下げていたが
俺の首元に両腕に回して俺を引き寄せキスをした
そのまま深いキスをすればアヤは抵抗なく受け入れ
抵抗しないなら…と悪い考えが浮かんだ