第70章 ☆ 生涯をかけて ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
それからアヤに教えたキスマークの付け方
1・唇を濡らしておく
2・唇をすぼめて肌に密着させる
3・唇と肌を真空状態にして吸い上げる
と、まぁこんなもんか…と思って教えたが…
苦戦しているらしい
俺の首元でアヤの唇が体に触れるだけで気分が良くなるがアヤはそれ所ではないらしい
顔を上げる度に少しむくれて眉を寄せている
そしてまた首元に顔を埋める前に唇を濡らす仕草
少し舌を出している口元を見ていると
少し前の事を思い出して
…正直…エロく見える
あの時とは全然違うのだが…
気分が良くなって「上手く付けれたらご褒美やるよ」と言えば少し睨まれた
そんなアヤにも愛おしさを感じた
付きやすい所と言って俺がつけて欲しい所を言えば
そこにキスマークを付けようと一生懸命頑張っているアヤ
が、正直くすぐったい