第68章 ☆ 酒場 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
行く気満々の奴らをほっといて
アヤに目を向けるがアヤは首を傾げ「行かないの?」と聞いてきた
俺はもう一度酒場を見た
かなり大きい店だった
いい子がいっぱいって言ってたよな?
シャチは引っ掛けるつもりなんだろうが…
普段俺までそう言う所に行ってると思われたくない
いや、飲みには来てるんだが
いつかは連れて行こうとは思っていたが
酒に弱いこいつを連れて行って面白いのか?
思わずため息が出る
そんな事を考えていたら手を引かれた
「行こうよ。料理も上手いって言ってたし。ね?」
アヤは笑って俺の手を引いた
覚悟を決めるか…いや、なんの覚悟だ