第50章 ★ お願い〈Ⅱ〉 ★ 夢主視点★ ① ★
そう言ってジジィは私に刀を差し出してきた
それは手入れを頼んだ物
私の刀『景厳』(かげよし)
この名は自分で付けた
何故か…この名前は忘れられなくて…
ずっと頭に残ってた名前
と、言っても覚えてないし別に付けなくても良かったんだけどねー
私はその刀を受け取って感激した
「おぉ!さすがジジィ!腕は落ちてないね」
クロガネ)「当たり前じゃい。こんなの朝飯前じゃ」
刀の刃を撫でる
綺麗な刃にうっとりしてしまう
「…やっぱり、しっくりくる。ありがとう。ジジィ」
クロガネ)「他はまだじゃがな。お前だいぶ無茶したんか?」
「あー。無茶ってよりは手入れ道具がなかったってゆーか」
クロガネ)「全く」
「あ、追加の注文したいんだよ!ジジィ!新しい忍術考えててさ!それに合うやつ作れないかなーって…」
「「「「新しい忍術?!」」」」