第47章 ☆ 大切なもの ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
「おぅ?」
ロー)「飲むなよ?」
「…飲まないってば」
アヤは急に景色が変わって驚いていた。
いや、俺以外ここにいるメンバーも驚いていた。
アヤをこっちに飛ばせばシャチ達が走ってくるのが見える。
まぁそんなに離れてなかったからすぐ来て座ったが
アヤは俺の隣りに座った
「相変わらず変な力だね」
ロー)「そういえばまだ話してなかったな」
「んー。別に今はいいかな。たぶん話聞いても理解出来るか分からないもん」
そう言われ少しむくれてしまった
「…な、なんで睨むの?」
イッカク)「かまって欲しいんだよ」(ボソッ)
ロー)「…イッカク」
イッカク)「お口にチャック」
イッカクの言葉を聞いてアヤが寄りかかってきた
「…時間はたっぷりあるんでしょ?」
アヤにそう言われ『確かに』と思い俺は黙って酒を飲んだ
「ふふっ」
そんな俺にアヤは笑った