第45章 ☆ 報告 ① ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
昨日と同じ机に座る
クロガネ)「んで。話とはなんじゃ?」
ロー)「婚約した」
クロガネ)「は?」
ロー)「アヤと昨日婚約した」
クロガネ屋は目を丸くしていた
「ジジィ。私の保護者代理でしょ?だから報告に」
クロガネ)「お前さん…ええんか?こんなちんちくりんで」
「その喧嘩買うぞ。ジジィ」
アヤがクロガネ屋の言葉に中指を立てていたが無視する
ロー)「俺はこいつ以外考えてない。昨日も俺が選んだと言ったはずだ」
クロガネ)「…だからと言ってなんで婚約だ?急だな」
ロー)「本当はもっと先に考えていたが、昨日話を聞いてその後2人で決めた」
「…一方的じゃなかったっけ?」
ロー)「黙ってろ」
「うぃ」
クロガネ)「…2人で決めたなら文句あるまいよ。もう大人だ。勝手にやりゃいい」
クロガネ屋は笑いながら言った
それからアヤに『茶を入れてこい』と言ってアヤは文句をいいながら奥に消えた
クロガネ)「お前さんがアヤを見つけたんか?」
ロー)「俺じゃねぇ。俺のクルーだ。海で釣りをしていた時と釣り上げた」
クロガネ)「…釣り?…なんじゃ。あいつ晩飯だったんか?」
ロー)「…聞く事が一緒だな。あいつも俺にそう聞いてきた」
クロガネ)「はっはっはっ。そうかそうか」