第45章 ☆ 報告 ① ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
少しをアヤを休ませる為にベットに運んだ
しばらくしてアヤが動けるようになったから準備してクロガネ屋の元に向かった
「…まさかシャワー室で、あんな…むー」
ロー)「良かったろ?」
「もー!ベットの上で充分なのに…あんな」
ロー)「その割には良さそうだったじゃねぇか…もっと色々教えてやるよ」
「良さそうって…むー…遠慮する」
ロー)「目隠ししといてよく言う」
「あ!そうだよ!あの目隠し、修行用なのに!」
ロー)「いい反応だったな」
「絶対やめてね」
ロー)「それはどうかな」
「もー!」
そんな話をしながらクロガネ屋の元に向かい、宴の場所に着いた
そこにはまだ雑魚寝していたクルー達がいたがクロガネ屋の姿がなかった
家に戻ったのか?
「ロー。多分こっち」
俺の服を引っぱりアヤは森の中を指さしていた
「…あの時のルーティンが変わってなければ…」
アヤは俺の腕を取り森の方へ引っぱりながら向かう
ロー)「どこに行ったか分かるのか?」
「…昨日1人で海岸に向かってる時に見つけたの」
ロー)「…なにを?」
「…ジジィの…家族の墓…かな」
アヤは前を向きながら答えた
その声は少し暗かった
少し歩いて向かっていたらアヤが立ち止まった
ロー)「どうした?」
「…邪魔したくないからここで待ってよ?」
ロー)「…出直すか?」
「…多分もうすぐ来るよ」
それから本当に5分も経たない内にクロガネ屋が歩いてきた
クロガネ)「なんじゃ?お前さん達。ここまで来て、まだなんも出来とらんぞ」
「ジジィ。話がある」
クロガネ)「…家で待っとけば良かったろうに。全く」
クロガネ屋はため息を付いて3人で家に向かった