• テキストサイズ

✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第28章 ★ 過去 * 夢主視点 ★ ① ★







私はベットの上に膝を抱えて頭を預けて





さっきの夢の事





カカシの事を思い出していた
























…カカシ…



私もあんたも…もう大丈夫だよね






私は左の小指に付けてるリングを手を取って
祈る様におでこに持って行った







幸せになれよ、か



それはこっちのセリフだよ
カカシの幸せを祈ってるよ
ここでずっと…祈ってるよ




カカシの額当ても無くしてしまったから
もうカカシとの繋がりは
このリングだけになってしまったけど
私はあんたに貰った物…忘れないよ





ありがとう






里にいる彼らの幸せも祈ってるよ



彼らなりにずっと私に伝えていてくれていたのに
私は《生きてほしい》という彼らの気持ちに気付けずに
こっちに来てしまった





もし、もう1度会えるなら彼らにお礼を言いたいな





《里の皆は家族》の意味が…やっと分かったよ






ありがとう






この気持ちだけでも皆に届けばいいな













カカシ…私はこの名前で生きていくよ



もう誰にも取らせないから





《アヤ》は守っていくから安心してね











止まっていた涙が零れそうになった





























その時ドアが開いた











☆☆☆

勝手に《里の皆は家族》とか言ってるけどいいよね

☆☆☆
/ 1143ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp