第92章 ☆ 説明前 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
*♡*
「…ろ、ぉ?」
ロー)「…」
アヤの熱を孕んだ瞳
この欲情して輝いてる目を見るのは俺だけ
こんな表情のアヤを見るのは俺だけ
アヤの全部は俺のモノ
俺は自分の考えに笑えた
動くのをやめ何も言わず急に小さく笑う俺をアヤは息を上げながら首を傾げた
「どっ、どうした、の?」
ロー)「…好きだ」
アヤは俺の言葉に目を小さく見開いていた
そんなアヤにも笑えた
俺はベッドの上に散らばってるアヤの髪を少し掬って口元に持って行ってキスをすればアヤは我に返ったように小さく息を飲んだ
「…うぇっ?」
ロー)「言いたくなった…お前に、伝えたくなった」
「…そ、それ…っ、さっき、私がっ…アッ!」
アヤが話してる途中で動くのを再開させ俺はアヤの耳元に顔を寄せてアヤの頭を抱き締めるように手を後頭部に回した
「ぁ、あぁ…は、ぁ…」
声も体も震わすアヤの耳元に俺の鼻先が触れただけで体にも力が入る
そんなアヤの反応に笑みがこぼれる
再び耳元で
ロー)「好きだ…アヤ」
と言葉を送ればアヤは体を震わし
「あ"ぁ…ゃっ…だめっ!アァ!」
と声を上げた
さっきより体を震わし俺から逃げるように体を動かすが逃げられる訳なく
俺の腕の中で乱れる小さな女に心が満たされて
ついいじめたくなる
ロー)「ダメ?嫌なのか?」
「ぅあっ、まっ、まって…ぅっ、ろ、ぉっ…」
アヤは俺の名を呼んで
無意識か、しがみつくように俺の背中に回していた腕にさっきより力が入れられ
中もきつく締め付けて来る
これは限界が近い