第92章 ☆ 説明前 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
*♡*
アヤがイッた
俺は動くのをやめ体を起こしてアヤに目を向けた
アヤが俺の声に弱いのも知ってる
「はぁ、もっ…みみ、ろぉの、こえ…ダメ、なのに…」
体を震わしながら俺に目を向けアヤは泣きそうな顔で言ってきた
ロー)「ふっ…俺を煽るからだ」
「あお?ぇ?」
ロー)「お前は本当に俺を煽るのが好きだよな」
「ま、って…私、あおって…」
アヤの頬に手を当てればアヤは言葉を止めた
まだ肩で息をしているアヤ
その目は潤んでいて
輝いていて
俺は引き寄せられるようにアヤの目元にキスを落とした
目元にキスをしただけでアヤの口から小さく漏れる声
そのままアヤの耳元にキスを落とし
耳に甘噛みすればアヤの体が反応した
「ンッ、ぅっ、ふぅ」
次に奥を軽く突けば
「ぅくっ、アッ、はぁ、ぅっ」
声を我慢するように目をきつく閉じ歯を食いしばり
奥をグリグリとねじ込めば
「アッ!ふっ、…ッく、ァはっ、」
俺の背に回る腕に力が込められる
アヤの名を呼びながら頭を撫でれば
息を上げながら小さく目を開け俺の目を見た
やっぱりアヤの目は綺麗だ
目が潤んで、涙で輝いているアヤの瞳を見るのが好きだったりする
名を呼ばれ、何も言わない俺にアヤは不思議そうにしていた