第24章 無色透明
40分程過ぎた頃に、レトルト、キヨ、詩葉が一緒に到着した。
キ「ゴメン全然時間作れなかった上に当日になっちゃって。」
『全然!3人共時間作ってくれてありがとう。忙しいのにごめんね。』
廊下で話しながらリビングに向かい、ダイニングテーブルに各々着く。
『改めて。今日集まってください有難うございます。これから2人について話をしていくのですが、正直内容がショッキングです。2人の人生を大袈裟な言い方をしますと背負っていく事になります。辞退したい方は遠慮なく申して下さい。』
桜の淡々とした説明に一同は返事をせず
『では、これから2人について話をしていきます。』