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(名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした(改)

第16章 未来の探偵と警察【原作3年前】



しかも撫でる手つきが研二くんは繊細で優しく、陣平くんは乱暴だけど強さが控えめ、航くんが兄貴分らしく頭をポンポンしてくる


伊達「まぁ、この先も俺らが注意してみるが。素直そうな女子達はともかく、お前の様子を見るに弟は骨が折れそうだ……」


苦笑いでそう言った航くんに何も言い返せなかった。寧ろこれからが本番なのに、既に迷惑を振り撒いてるのが申し訳ない。覚悟はしていたけれど、まさかここまで酷い状況になっていくとは思わなかったのだ












一先ずあの後、仕事の合間に付き合ってくれたらしく、頼れるお巡り3名様は警視庁と所轄に戻っていきました。なんと捜査一課に出動命令が出ているらしく、いきなり陣平くんのスマホが私の曲を着信音に鳴り出したのはめちゃくちゃびっくりした


突然《たまにはゆるゆる まったり過ごして 息抜きで自分を甘やかそう》と自分のゆったりとした歌が流れ、大きく舌打ちしながら陣平くんが電話に出たのである。それを研二くんなら意外だって揶揄いそうなものの、航くんと一緒に忌々しそうに怖い顔で睨んでいた


さすが呪われた町ってかんじだよね、刑事がうんざりするぐらいに事件が絶えない!これでも私のドラマ効果で減ったっていうから元の発生率が恐ろしい!


因みに私のナポリタン代は三人の割り勘である。私は自分で払うと言ったんだけど、揃って遠慮するなと言って華麗に払って去っていきました。……やだあの三人、中身もイケメン!知っていたけど!


思わず一人でアレコレ考えていると、上に住んでる蘭ちゃんと小五郎さんが偶然ポアロにやってきた。「よぉ椎奈ちゃん」「小五郎さんと蘭ちゃん、こんにちわ!」そんなかんじに挨拶しつつ、私はちょうど良いから「相席どうですか?」って尋ね、乗り気の小五郎さんが「おう」と頷いたのでそののままボックス席が三人になる。私はやってきた梓さんに追加でコーヒーを注文し、毛利親子はケーキセットを頼んでいた。そして梓さんが戻っていった時、蘭ちゃんに向き直ってさっきの話を行ってみる



椎奈「さっきね、ここで刑事さん達と話してたの。蘭ちゃん貴女、犯人を空手で倒したんでしょう?聞いててゾッとしたわ」

小五郎「ああそれか!椎奈ちゃんも聞いたんだな。そんな無茶はしちゃ駄目だって言ってるだろ、もし怪我したらどうするんだ蘭!!」
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