第20章 心配症
悟はベットサイドからゴムを取り出すと、それを手慣れた手つきで素早く付けると再び私へと覆いかぶさった。
「リン…好き…好きだよ」
ありったけの甘い笑顔に、ズチュズチュズチュっといやらしい音を上げて、悟の大きくなったそれが私の中へとゆっくり入っていく。
その瞬間、私のすでにトロトロになったアコソが熱を持つようにし悟のソレへ吸い付いていくのがわかった。
「………んンっ…はッ…」
悟はそのままゆっくりと腰を動かしていくと、ソレを次第に早めながら私へと深いキスで唇を塞ぐ。
悟の大きなソレに、私の秘部がきゅんきゅんっと締め付けながら、次第に震えるような快楽が私達を包んでいく。
頭はぼーっとして、どこもかしこもトロトロで…もうどうにかなってしまいそうだ。
「……あァッ…さと…るぅ…っ」
必死に悟へとしがみ付く私に、悟は「可愛い」とか「好きだよ」とか、そんな甘い言葉を何度も何度も囁いてくれて…私の心はそれだけで溢れんばかりの気持ちで満たされた。
上を見上げれば、額に少し汗を滲ませ余裕が無さそうに私を見下ろしている悟がいる。
愛しい…
悟が愛しい…
どうしようもないほどに愛しい。
まるでその気持ちを伝えるようにして、悟へと熱くて深いキスをすると、悟はそれに答えるようにしてズチュズチュと何度も強く腰を打ち付けた。
「………あっ…も、ダメ…か…も、ァンっ」
いやらしい水音も、互いが繋がり合っている熱も。
私達の感覚をどんどん麻痺させていく。
気持ち良すぎて…どうにかなってしまいそうだ……