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海賊戦隊ゴーカイジャー

第11章 獅子、走る




ハカセ「ただの獣医さんじゃないんだよね。さっき色々知ってるみたいだったから。空飛ぶ島のことも、赤いライオンのことも」

「…………」

ハカセ「大いなる力のことも」

「あの赤いライオンはガオライオン。地球の命を守る大地の精霊だ。そして俺は…ガオライオンに選ばれた戦士、ガオレンジャーのガオレッドだった」

アイム「まぁ……」

ハカセ「じゃあ、あのライオンはガオレンジャーの力!お願い!あれ…僕たちに頂戴!」

「……俺には出来ない。ガオレンジャーの力はガオライオンのなんだ。それに…お宝しか目に入らない海賊にガオライオンは答えてくれない」

ハカセ「そんなぁ…」

アイム「それは違います」

「………」


―――――


マーベラスたちは急いで戻ろうと走っていると、ゴーミンたちが現れ地球人たちを襲い始めた

バウザー《退け退け!!この地球はザンギャックのものだ!!行けぇ!!》


マーベラス「…………」



―――――


アイム「マーベラスさんたちが宝物しか見ていないなんて事はありません。だって私を見捨てませんでしたもの」

「……?」

アイム「私……ザンギャックに滅ぼされた星の…王女だったんです。何も知らない、何もできない、お尋ね者の元王女なんて宝探しの足手まといにしかならないでしょう?それでも…マーベラスさん達は私を受け入れてくださいました」

ハカセ「…うん、ホント。みんなすぐ関係ないことに首突っ込んじゃっんだよね。気になることがあると、お宝は後回しでそっち行っちゃうから、もうついていくのが大変。でも…だからいいんだ」

アイムも頷く

「…………」

アイム「マーベラスさんたちが本当にお宝しか見えていない海賊なら、私たち、海賊にはなっていなかったと思います」



―――――


ルカ「しょーがないなぁ…」

ジョー「さっきの仮を返さないとな」

マーベラス「おいお宝!ちょっとそこで待ってろ!!」

ルカ「も迎えに行かなきゃいけないし、早く終わらせよ!」

ジョー「あぁ」


《《《ゴーカイチェンジ!》》》


《ゴーカイジャー!!》





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