第10章 スパイ小作戦
腕を掴まれ、抱きしめられた
そしてそのまま後ろに転んだ
マーベラス「あっぶね…!」
『マーベラス……』
マーベラス「危ねぇだろ…!」
『ごめん、なさい…』
マーベラス「ったく……。気をつけろ」
今度は優しくを抱きしめた
『うん…』
―――――
みんなは一旦集合
マーベラス「どうやらこの船にはいねぇようだな」
ハカセ「ホントどこ行っちゃったんだろ」
アイム「もしかして…ナビィの身に何かあったのでは…?」
ルカ「マーベラスがいっつも鳥鳥言うから、怒って家出しちゃったんじゃないの〜?」
マーベラス「えっ…そ、そんなわけあるか!アイムがお茶ぶっかけたからじゃねーか!?」
アイム「ぶっかけただなんて…!」
この前、アイムがお茶を飲もうと運んでいたら躓いてナビィにお茶をかけしまったことがあった
アイム「でも!あれはわざとでは無いですし…!そうだ、ハカセさんが枕にしたからではないですか?」
ハカセ「えぇ〜!?僕!?」
ジョー「あー!そういえば…」
ソファでうたた寝しているハカセはナビィを枕と間違えて眠ってしまっていた
マーベラス「それだ」
ルカ「それだね」
ジョー「それだな」
ハカセ「えぇ〜!」
ルカ「あーあ、可哀想に。今頃泣いてるよ〜?」
マーベラス「ヨダレで錆びちゃったんじゃねぇのか?」
ハカセ「アレだってワザとでは無いし…!違うよ絶対!」
マーベラス「じゃあ何でいないんだよ」
『私の、せい?』
「「「え?」」」
ルカ「ナビィに何かしたの?」
『うん、この前…』
ナビィとのお留守番中、2人で隠れんぼをしていた時
すぐに見つかるのが嫌で部屋の中に隠れてそのまま眠ってしまった
目が覚めたは急いでナビィの元へ向かうとかなり焦りながらの名前を呼びながら探していた
『その時、怒られて…悪いこと、した』
「「「ない、それはない」」」
『え?』
アイム「もしかして……どこかで電池が切れてしまったのではないですか…?」
ハカセ「え、ナビィって電池で動いてんの!?」
アイム「違うのですか?」
マーベラス「俺は電池なんか変えたことねぇぞ!」
ハカセ「そういえば……ナビィって何で動いてるんだろう…」