第50章 宿命の対決
『う………』
目を覚ますと自分の部屋の天井
体を起こしてベットから出る
『痛い……』
体がズキズキと痛む
部屋を出てメインルームへ行く
みんなは寝静まり、誰もいない
『………』
壊れたガレオンの外壁を見て手を翳す
ガイ「ちゃん…?」
『!…った…』
ガイ「大丈夫ですか…!って…今…痛いって…」
『!』
ガイ「痛いんですか…!?」
『えっと……』
ガイ「いつから…」
『……この前……ガイとハカセが…喧嘩したとき…から…』
ガイ「…!そんな…じゃあ…あの時も…!」
『……』
ガイ「すみま…」
『謝らなくていい…!』
ガイ「え…」
『謝らなくていいの。ガイたちは悪くない』
ガイ「はい……」
『何でガイここにいるの?』
ガイ「ちょっと夜更ししちゃって……ちゃんこそ何で………って、あ!壁直そうとしてたんですね!?」
『起きてきたらみんな寝てたし……壁壊れてるから直そうかなって…』
ガイ「ダメですよ!ひどいケガだったんですよ!?」
『……でも……私…何もできなかった…』
ガイ「…!」
『みんなが戦ってたのに……私…』
ガイ「ちゃん!」
ガイはを抱き締めた
ガイ「そんなことありません…。ナビィさんを逃してくれたのはちゃんです。逃してくれたから…俺たちは場所を聞いて向かうことができました。それに…最後、マーベラスさんを守ったのはちゃんの力です」
『私の……?』
ガイ「はい。ちゃんの鍵が…マーベラスさんを守ったんです」
『………』
ガイ「ちゃんは何も出来てなくありません。俺たちのために、戦ってくれましたよ」
ポロポロと溢れる涙
ガイ「ちゃん、最近泣き虫ですね」
微笑みながら涙を指で拭った
『うるさい…』
ガイ「可愛いです」
『え…』
ガイ「え…………あ!いや!深い意味はないと言うか!いつも可愛いですけど、あの、えっと…」
『ふふっ、ありがと』
ガイ「…///!さ、部屋戻りましょ!ね!」
ガイはを姫抱きして部屋へ向かった
『ガイ、痛い』
ガイ「すみません!」