第47章 慌てん坊忍者
ルカ「ね、だいぶ好感度上がってきたんじゃない…?」
ナビィ「ウンウン」
ハカセ「そろそろ本題に入ってもいいかも」
ハカセとガイがマーベラスにGOサインを出した
マーベラス「これは戦うためだけの道具じゃねぇ。俺たちにとっちゃ、夢を掴むための大事な鍵でもある」
ニンジャマン「お前たちの夢…?それは何だ」
マーベラス「フッ……宇宙最大のお宝」
ニンジャマン「宇宙最大のお宝……」
マーベラス「あぁ。この宇宙すべてと同じ価値のあるお宝だ」
ジョー「俺たちは元々、そいつを求めて遥々地球へやってきたんだ」
ニンジャマン「そんなもの…俺は聞いたことないが……本当に地球にあるのか」
みんなは頷いた
ハカセ「だから僕たち、大いなる力を集めてるんだ」
ルカ「試されたり、一緒に戦ったり、いろいろ大変だったよねぇ」
ジョー「だが…教わったこともたくさんある」
アイム「私たちのことを認めていただいて、大いなる力を授かった時は…とても嬉しかったです」
ハカセ「僕たちゴーカイジャーにも、大いなる力があるってこともわかったし」
ニンジャマン「じゃあ…あの戦隊はみんな…お前たちに大いなる力を渡したのか?」
ハカセ「まぁ…ほとんど」
ニンジャマン「ほとんど…?」
ジョー「俺たちの他にも…集めてる奴がいるんだ…」
『バスコ…』
マーベラス「宇宙最大のお宝を探しているのは俺たちだけじゃない。バスコは大いなる力を無理矢理奪うことができるんだ。そいつの持ってる分を除けば…あとはカクレンジャーだけだ」
ニンジャマン「………」
マーベラス「ニンジャマン、宇宙最大のお宝は俺たちの夢だ。頼む、カクレンジャーの大いなる力を俺たちにくれ!」
ジョー「頼む」
ルカ「お願い!」
ハカセ「この通り!」
アイム「お願いします!」
『お願い』
ガイ「神様仏様ニンジャマン様〜!」
ナビィ「オイラカラモ頼ムヨ〜!」
ニンジャマン「………断る!」
「「「『えぇ!?』」」」
ニンジャマン「俺は…この慌てん坊の性格のせいで…たくさんの人間に迷惑をかけてきた。俺は反省した……そして…決めた。もう簡単に人を信じないと!」