第37章 次元ノムコウ
ルカ「なかなかかっこいいじゃん!」
ルカがスピードルを突く
ベアールV「おっと!うちのダーリンに手ぇ出さんといてな!」
ルカ「えっ」
走輔「ダーリン…?」
スピードル「ドルドル……実は俺たち結婚したんだ…//」
走輔「何ですと〜!?」
ベアールV「えへ……そりゃ男と女やもん、長いこと一緒におったら色々あるやん…///」
走輔「色々って何かな……。っつか知らなかった…!お前らいつの間に…」
ジョー「仲間の炎神はこれで全員なのか?」
ボンパー「もっといるよ。でも今はみんな、チラカシズキーとの戦いで傷ついた体を休めてるんだ」
バスオン「チッ、マッハルコンの奴がいれば、こんな無様な負け方しなかったかもしれねんだがな…」
スピードル・ベアールV「………」
『マッハルコンって誰?』
走輔「そんな炎神…俺も知らねぇぞ」
ボンパー「実は…スピードルとベアールの息子なんだ」
走輔「何ですと!?」
「「「『!』」」」
ルカ「うっそ…子供までいんの!?」
あまりの衝撃に倒れる走輔
ガイ「一体どんな方なんですか!」
スピードル・ベアールV「それが……」
サーキット場を強引に走り、他の炎神たちを吹っ飛ばすほど荒れているマッハルコン
スピードル「と言うわけなんだ…」
走輔「何でグレてんだよ」
スピードル「知るか!」
ドォン!
「「「『!』」」」
一発の銃声が鳴り響いた
弾はマーベラスのグラスに当たり、ミルクが溢れる
《街で暴れたならず者がいるってのはここか…?俺はガイアークの保蛮官、チラカシズキーだ。貴様らに決闘を申し込みに来てやったぜ》
走輔「決闘…?」
チラカシズキー《貴様らが勝ったら、俺たちガイアークはここから出て行く。俺が勝ったら…住民もろともまとめて処刑だ》
ルカ「それ、全然公平じゃないんだけど」
チラカシズキー《嫌なら今すぐ全員処刑したって…いいんだぜ》
スピードル「てめぇ!」
ドォン!
「「「!」」」
向かおうとするスピードル、炎神たちに向かって銃を撃つ
走輔「スピードル!」
チラカシズキー《また貴様か。懲りない奴だ…。そんな体で何ができる》
スピードル「ドルドル!今度は相棒がいる!」
走輔「そうだ。俺たちが揃えば…まだまだ戦える!」