第37章 次元ノムコウ
走輔はトランポリンや棒を使って次元の切れ目まで飛ぼうとするが、届かずに地面に落ちる
ボンパー「走輔大丈夫〜?」
走輔「何のこれしき!」
「「「『…………』」」」
その光景を見守る7人
ボンパー「ねぇ走輔、やっぱり無理だよ〜…」
走輔「1度でダメなら、何度でも決めるだけさ。俺がガンマンワールドを救いに行くんだ」
マーベラス「何でそんな必死なんだ。ガンマンワールドはお前の世界でも、お前の相棒の世界でもないんだろ」
走輔「世界が違うから何だってんだ」
マーベラス「…………」
走輔「助け合ったり、友達になったり、誰かを思う気持ちに、生まれ育った世界が違うとかそんなこと関係ねぇだろ!」
マーベラス「フッ…なるほど」
皆は顔を見合わせ微笑んだ
マーベラス「気が変わった。連れてってやるよ、ガンマンワールド」
走輔「えっ…」
ルカ「別の次元だなんて、ちょっと面白そうだしね」
ボンパー「ホントに!?」
『うん、本当』
走輔「何だよ急に…!」
ジョー「ま、とりあえず連れて行くだけだ」
ガイ「さ、行きましょうボンパーさん!」
ボンパー「わ!」
ボンパーを持ち上げ連れて行くガイ
走輔「ちょっ…」
ボンパーと走輔を船に乗せ、次元の切れ目へ入った
しばらくすると別世界に出た
アメリカンな装いの世界、ガンマンワールド
ルカ「へぇ〜…ここがガンマンワールドかぁ…」
ガイ「いやぁ〜、いかにもカウボーイとかいそうな感じですよね!」
アイム「私たちの世界がザンギャックに侵略されているように…ここではガイアークによって…人々の安全が脅かされているのですか…」
『どこの世界にもいるんだね、悪い奴って…』
「「「きゃあああああ!」」」
叫び声の先では何かに襲われている人々が
走輔「早速現れたなガイアーク!」
走輔は飛び蹴りや拳で圧倒
走輔「ガンマンワールドは…俺1人だって守ってみせるぜ!ん?」
襲われていた男性が走輔の肩を叩いた
「あっちだ」
指差す方には大量のガイアーク
走輔「うおおおおおお!」
ドォンドォン!
撃ったのはゴーカイジャーたち7人
ジョー「あれがガイアークか」
走輔「へっへ〜。あれ?でも確かお前ら…連れてくるだけって…」