第35章 ヒーローだァァッ！！

亮「……君みたいな子だったよ」

『私みたいな…？』

亮「あぁ。仲間の為に自分を犠牲にしても戦う、守る。そんな子だった」

『………』

亮「ゴーカイジャーたちを頼んだよ」

『…うん』


ガイ「ちゃん！、どうしたんですか？」

亮「何でもないよ。ちゃんとこの子、守ってやれよ」

ガイ「はい！行きましょ、ちゃん！」

『うん』

ガイはの手を繋いで走り出した




―――ガレオン―――


ガイ「本当に、すいませんでした！」

ガイはみんなに順番に頭を下げていく

アイム「よかったですね、セルラーが戻って」

ガイ「はい！ちゃん」

『？』

ガイ「すいませんでした」

『……やだ』

ガイ「！」

『でも、プリン、作ってくれたら許す』

ガイ「作ります…！山ほど作ります！」

『山ほどはいらない』

ガイ「へへっ…」

はガイの頭をポンポンと撫でた

『言ったでしょ、ガイは、変身出来なくてもゴーカイシルバーだよって』

ガイ「ちゃん…」

『ガイの真っ直ぐに人を助けるところが、いいところなんだから。気持ち、忘れちゃダメだよ』

ガイ「ちゃ〜ん！すみませんでした〜！」

『わ』

ガイはを抱き締めた


ルカ「何してんのよっ！」

ルカはガイを剥がす

ガイ「あはは…つい」



その後―――


ガイ「これはイチゴ、これはチョコ、これはチーズ、これはー…」

ルカ「作りすぎでしょ」

テーブル一面のプリン

ガイ「いやぁ、張り切っちゃいました！」

『プリン……！』

アイム「さん、とても嬉しそうです」

ガイ「…そうなんですか？あんまり表情変わってないような…」

ルカ「長く一緒にいるとわかるわよ」

『食べてもいい？』

ガイ「どうぞどうぞ！」

『〜〜〜！！』

ルカ「よかったねぇ」

『皆も食べよ』

アイム「ですが…」

『いいでしょ、ガイ』

ガイ「もちろんです！」

皆でテーブルを囲みプリンを食べる

『（……楽しいな…）』

ガイ「あ、今笑っ…」

ルカ「しー！」

『？』

アイム「美味しいですか？」

『うん…！』


「「「（可愛い………）」」」