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海賊戦隊ゴーカイジャー

第34章 力を一つに




―――夜―――


ハカセ「だから……複数のレンジャーキーを一遍に使えば、凄い武器ができると思うんだ!でも…それにはゴーカイシリンダーが必要で……。それで……その…みんなの武器を貸してくれないかな…!」

ルカ「武器を…?」

ジョー「全員分のをか」

ハカセ「うん……。こんな時に…武器を借りるって事は……ザンギャックが来ても武器は使えないってことになっちゃうんだけど…。でも…お願いします!」

ハカセは頭を下げた

「「「…………」」」

ハカセ「ダメ…かな…」


マーベラスは武器をハカセに渡した

ハカセ「…!」

アイム「ダメな訳ありません」

ガイ「俺もです」

ルカ「あんたの開発のためなんでしょ?」

ジョー「フッ……使え」

ハカセ「皆…!」

ナビィ「持ッテキナヨ!」

ハカセ「うん!」


その日のうちにハカセは作業に取り掛かった

うちわで暑さを冷ますガイ

肩を揉んであげるルカ

お茶とケーキを運ぶアイム、ジョー

寝そうになったときに起こす


作業は朝まで続いた

ハカセ「うーん…もう少しなんだけどなぁ…」

ハカセに付き合ってほぼ徹夜だったはソファで眠っていた

ガイ「それにしても…こんな感じの武器、なんか見た事ある気がするんスよねぇ…」

ハカセ「僕のオリジナルだよっ」


バシッ


負傷した右腕を叩くハカセ

ガイ「アオッ…!」

ハカセ「あ…っ…ごめん…!」


ドォォォン!


ガレオンが大きく揺れた

『な、何…?』

ルカ「何事!?」

アイム「ハカセさんの新兵器、完成したのですか!?」

ナビィ「ザンギャックダ!ザンギャックガ攻撃シテキタヨー!」


マーベラス「あの野郎…調子に乗りやがって」

ハカセ「どうしよう…マーベラス…!」

マーベラス「どうってことねぇ、俺たちが相手をしてくる」

ルカ「そういうこと」

アイム「ハカセさんはここに残るべきです」

ジョー「俺たちの武器を使ってまで開発してるんだからな」

マーベラス「いいからとっとと完成させろ」

ハカセ「みんな…」

みんなは変身してザンギャックの元へ

『私も…!』

ガイ「ちゃんはダメですよ!安静にしてないと!」

『動けるよ!大丈夫…!』

ガイ「ちゃん…!」



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