第32章 友の魂だけでも
マーベラス「そんじゃ始めるか」
ハカセ「ちゃんとやるの久々なんだから、ばっちり頼むよ」
ナビィの周りに全員集まった
ナビィ「レッツ!オ宝ナビゲート!ホップ!ステップ!ラブジャーンプ!」
ゴンッ!
ナビィ「ンギャッ!スケボーガ得意ナライオンガ近付イテイル〜……コンナン出マシタ〜…アァ〜…」
『大丈夫?ナビィ』
ジョー「そんなライオンいるのか」
ルカ「サーカスに行けばいるんじゃない」
ガイ「何言ってんですか皆さん!スケボーが得意なライオンといえば、これしかないですよ!超獣戦隊ライブマンのイエローライオンさんですよ!」
ルカ「へぇ〜!すごいよナビィ!かつてないほどピンポイントな占い!」
ナビィ「フンッ、決マッタネ!」
マーベラス「フッ、今回は楽勝だな」
ハカセ「待った!喜ぶのはまだ早いよ。ガイ、そのイエローライオンはどこにいるのか知ってんの?」
ガイ「はっはっはっ…はっはっはっはっ…!はっはっはっ…知りません」
ルカ「はぁ!?」
ナビィ「コンニャロ!」
ハカセ「やっぱり…」
ガイ「ってか…知ってたらナビゲートがなくても皆さんお連れしますよ、はい」
アイム「確かに」
ジョー「結局、いつものお宝探しになりそうだな」
マーベラス「とにかくスケボーの得意な奴を探せばいいんだろ。行くぞ!」
3手に分かれて捜索することに
ジョー、アイム、は街中へ来ていた
アイム「スケボーに乗っている方…この辺にはいませんね」
ジョー「そうだな」
キーーッ!
「きゃあ!」
「「『!』」」
「タクミー!」
母親の持っていたベビーカーが階段を降りていく
ジョーは走り出し、階段を駆け下りる
ベビーカーに気づいた男性が下から掴み、ジョーが持ち手を掴む
「タクミー!」
安心した母親は赤ちゃんの元へ
「ありがとうございます…!」
アイム「ジョーさん…!」
『大丈夫…!?』
「おう、赤ちゃんも無事だぜ」
ジョー「ん…?」
「え…?」
―――――
アイム「では…あなたも丈さんとおっしゃるのですね」
親子を助けたあと、歩きながら話をしていた
大原「大原丈ってんだ。そっちは?」
ジョー「名乗る必要があるのか」
大原「いいじゃねぇか、袖振り合うも多少の縁って言うだろ?」
ジョー「フゥ…」