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海賊戦隊ゴーカイジャー

第29章 いつもより豪快なチェンジ




『ハァ…ハァ……こっちの方に…来たと思ったんだけど…』

見失ってしまった


『ハカセ…大丈夫かな…』


「あれ…さっき一緒にいた女じゃん」

「1人なの〜?」


『………』

さっき中身がルカのハカセにやられてた人…


「めちゃめちゃ可愛いし、さっきの憂さ晴らしでもしようぜ」

「だな」


は無視して通り過ぎようとするが腕を掴まれる

『離して』

「声も可愛い〜!」

「あいつらとどういう関係?彼氏じゃなさそうだよね」

『かれし…?って何?』

「もしかして、恋愛経験ない感じ?」

「へぇ〜!そんなに可愛いのに?じゃあ俺達が教えてやるよ」

『別にいい』

「まぁいいじゃん、一緒に遊ぼうぜ〜」

腕を引っ張られて連れて行かれる


『離して…!』


ハカセ「に何すんのよ!」

『…!』

男たちを蹴り飛ばすハカセ

『ハカ……じゃない、ルカ!』

ハカセ「大丈夫だった?」

『うん』


「てめぇ…また…!」


ハカセ「この子に触らないで」

男たちは走って逃げて行った

『ありがとう、ルカ』

ハカセ「本当に大丈夫?何もされてない?」

『うん、腕掴まれただけだよ』

ハカセ「ったく…」

『それよりも…早くハカセを探さなきゃ…!』

ハカセ「うん」


―――――


場所を突き止め、着いた場所はとある建物の屋上

ルカは男たちに囲まれ逃げ場をなくしていた

ハカセ「いい加減にしなさい!」

「あぁ…?」

『ハカセ…!』

ルカ「ルカ…!…!」

ハカセ「ったく…誰かと思ったらまたあんたたち?」

「お仲間か…ちょっと黙っててくれ。社長から大事な話があるんだ」

ルカ「へ…!?社長…!?」

「ルカ・ミルフィー。我々には…君が必要だ。頼む!」

男たちはルカの前で土下座

ハカセ「……は…!?」

「我が社で働いてくれ!」

「頼む!」


ハカセ「だから、何度頼まれたって嫌だってば!」

購入品の入った袋を地面に置き、男たちを立たせる

ハカセ「宇宙海賊が宝石店に就職っておかしいでしょ!」

「しかし…!彼女のずば抜けた鑑定眼があれば我が宝石店はひと回りふた回りも…!!」

襟首を掴んで男たちを建物の中へ

ハカセ「二度と来んな!」

屋上のドアを閉めた



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