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海賊戦隊ゴーカイジャー

第24章 星降る約束




『待って、ジョーがここにいろって言ってた』

「急いでるんだよ」

ゆっくりと自転車を押しながら歩き出す少年


ガイ「おいお前!ちょっと待てよ!」

『ガイ、ジョー』

ガイ「一体何があった……怪我してるじゃないか!」

「こんなの何でもねぇよ。早く行かなきゃダメなんだ」

ジョー「何でだ」

「……約束したんだ」

ジョー「約束…?」

「去年……東京に引っ越す前…親友の大吾と…あの神蔵山で一緒に流星群を見ようって」

ガイ「東京から自転車で来たって…どう考えてたって半日はかかっただろ」

「悪いかよ」

ジョー「フッ……お前、バカだろ」

「……!」

ジョー「」

『うん』

は少年の膝に手を翳して傷を治した

「えっ…!治った…!」

ジョー「よし、行け」

ガイ「えぇっ!?」

ジョー「約束なんだろ、早く行け」

『頑張って』

「…!ありがとう!」

少年は自転車を漕ぎ出し、行ってしまった


ガイ「ジョーさん、本当に行けると思ってるんですか?」

ジョー「無理かもな」

ガイ「だったらどうして…」

ジョー「あぁいうバカは嫌いじゃない。どっかの誰かとそっくりだ」

『どっかの誰か…?』


ジョー「それより、調べる必要があるな」

ガイ「え?あ…そうだ。ザンギャックの目的」



3人はガレオンに戻りハカセに調べてもらった

途中で落とし、慌てて拾い上げた黒い石――


ハカセ「この石だね。霊石、童石(わらべいし)…。これには恐ろしい伝説があるんだって!「童石、いかに泣けども親石と合わすべからず。童石と親石結ばれし時、この世の終わり訪れん」…」

ガイ「あの石にはペアになる片割れがあるんだ…。そしてその2つを合わせると何かとんでもないことが…!?」

マーベラス「ただの伝説だろ?」

ルカ「でも、ザンギャックが狙ったってことは…」

アイム「その片割れはどこにあるのですか?」

ハカセは調べ始めた

アイム「恐らく…ザンギャックはその場所に…」

ハカセ「神蔵山だって」

「「『!』」」

ジョー「何だと…!?」

『あの子…』

ガイ「ジョーさん!ちゃん!」

3人は急いで神蔵山へ

マーベラス「しゃーねぇ、行くか!」



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