第21章 15戦士の鎧
―――ガレオン船―――
ガイ「ん〜!」
ハカセ「どう?僕の料理」
ガイ「美味しいです〜!そのうえ、栄養のバランスも考えられてて…やっぱり、ドンさんは違いますね!」
ハカセ「そんなおだてんなよ〜!」
マーベラス「ふーん、お前そんなことまで考えてたのか」
ハカセ「ま、まぁね〜」
アイム「でも、そういうことを一度も自慢しないところが、ハカセさんの素敵なところですよね」
ハカセ「え?いやぁ、それほどでも〜…!」
ルカ「…お?」
ジョー「どうした」
ルカ「アタシたちの手配書にガイが付け足されてる」
ガイ「ホントですか〜!」
マーベラス「遂にお前も賞金首か。で、懸賞金はいくらだ?」
みんなで新聞を見る
ハカセ「何これ…!何で僕よりガイの方が高いの!」
ハカセの5000ザギンに対してガイは10万ザギン
ハカセ「そんなのないよぉ〜…!」
ガイはガッツポーズ
ハカセ「もうガイはご飯抜き」
ガイ「うわぁ!ちょっと!」
ハカセ「抜き!」
ガイ「それは!」
ハカセ「抜きっ!」
ガイ「ダメですってば…あー!」
ハカセ「わあああ!」
掴んでいた腕を離すとハカセは地面に倒れた
『大丈夫?ハカセ』
ハカセ「うん、大丈夫大丈夫…」
ご飯を食べ終わり、は部屋へ向かう
『……?』
足が重たい
『何だろ…』
ハカセ「!」
『ハカセ…?』
ハカセ「えっと……今日はごめん!」
ハカセが頭を下げた
『え…?』
ハカセ「僕が大声出してガイに当たったとき……、怖かったよね」
『…怖い…』
ハカセ「ごめんね」
『ううん、大丈夫…』
カクンッ
『えっ』
はその場に座り込んだ
ハカセ「!大丈夫!?」
『うん。歩こうとしたら…いきなり…』
ハカセ「あっ…!足腫れてるよ!」
『…?』
ハカセ「ザンギャックのこと蹴ったときかなぁ」
『大丈夫、痛くない』
ハカセ「冷やさなきゃダメだよ!よっと…」
ハカセはを抱きかかえての部屋へ