第21章 15戦士の鎧
ご飯を食べたあとは戦闘訓練
ジョーとガイは手合わせをしていた
ジョーはスピアを掴み、ニヤリと笑う
そしてサーベルでガイに斬りかかるが、ギリギリで避ける
スピアを押し込み反撃しようとするも。サーベルで手から落とされてしまった
ガイ「ああぁ!」
斬りかかるサーベルをバク転や地面を回転しながら避ける
そしてまたスピアを手に取り、ジョーに向けて突く
ジョーはそれをサーベルで受け止める
ジョー「フッ……なかなかの腕だな。気に入った」
ガイ「ありがとうございます!」
ルカ「やるね〜!ガイ!」
ガイ「ありがとうございます!」
アイム「素晴らしいです!」
ルカとアイムは拍手しながら、皆でガイの元へ集まっていった
ハカセと以外は
マーベラス「じゃあ飯だ!」
「「「え?」」」
ガイ「またですか?」
ハカセは立ち上がり皆のいる方とは別の方へ歩いていく
『ハカセ…?』
ハカセは買い物袋を持ってガレオンから出た
ハカセ「何だよ皆、あんな新入りにちやほやしちゃって…」
『ハカセはガイ、嫌いなの?』
ハカセ「うわっ!いつからいたの!?」
『最初から』
ハカセ「びっくりしたあ…」
『ごめん』
ハカセ「ううん、いいよ」
ガイ「ちょーっとちょっと!ドーンさーん!ちゃーん!」
『あ、ガイ』
ハカセ「…………」
ガイ「買い出し、付き合わせてください!」
ハカセ「買い物でも僕にいいとこ見せるつもり?」
ガイ「え?」
ハカセ「…1人でいいよ」
ハカセはガイとの横を通り過ぎた
ガイ「待ってくださーい!」
『………ハカセ…?』
いつもと違うハカセの態度に困惑しながらも、一緒に買い物に付いて行った
八百屋に訪れ、買うものを選んでいると
店主の持っていた大根が地面に落ちた
ハカセ「あっ…!もったいない〜…!」
「ふにゃ〜〜…」
『え……?』
店主はだらーんと力なく座り込む
「ふにゃあ〜ん……」
「ふにゃあ〜…」
周りも続々と倒れていく
「どうでもいいやもう〜…」
ガイ「えぇっ…!?どうなってんだこれ…!」
ウオーリアン《大量大量〜!》
ビルの屋上にザンギャックの姿が
ウオーリアン《このまま地球人全てを骨抜きにしてやるギョ〜!》