第18章 激突!戦隊VS戦隊
ルカ「んっ!んんっ!あぁ〜もう!」
取れない鎖に腹が立ち壁を蹴るルカ
アイム「信じることを…損得で考える人がいるなんて…」
ジョー「あんな奴に……マーベラスの夢を奪わせてたまるか…!」
ジョー「でもマーベラス…きっと僕らを助けようとするよ」
ルカ「そうなる前にアタシたちがここから逃げる。それしかないね」
みんな頷いた
ハカセ「ウホ、ウホウホッ」
サリーはバナナに夢中
ハカセ「ウホッ!ウホウホッ!」
サリーは気にせずバナナに無中
ルカ「ねぇハカセ、こんなことしてホントに意味あんの?」
ハカセ「わかんないけど、あいつが仲間だって思ってくれたらここ開けてくれるかもしれないだろ…!」
ジョー「一切興味なさそうだぞ」
ハカセ「そんなことないよ…!手足が使えない分、全力でやらなきゃ!」
アイム「そうですね、では私も…!」
ルカ「あんたはやめなさい!」
ハカセ「ウホッ!ウホッウホッ!ウキ〜〜!」
サリー「ウキッ?ウキッ、ウキ〜?」
サリーがハカセの元へ
アイム「まぁ…お猿さんが!」
サリー「ウキ〜!」
ハカセ「ウキッ」
サリー「ウキ〜!ウキッ!」
サリーはハカセにバナナの皮を投げた
サリー「ウキキキキキッ!」
サリーは出て行ってしまった
ハカセ「あぁ〜!待ってよ!あぁっ!」
さっきのバナナの皮で転ぶハカセ
ルカ「ばかばかしい」
ジョー「いや……あの猿をよく追い払った」
アイム「え…?」
牢屋の壁には通気口が
格子を外し、みんなで進む
ルカ「思った以上に……!キツイ…!」
手が使えない分、足と体で何とか前に進む
ガシャン!!
ジョーが格子を蹴り外す
アイム「きゃっ」
ルカ「いてっ」
ハカセ「うおっ!」
ルカ「いっ!!ちょっと!ハカセ!退いて!」
みんなは何とか立ち上がり、扉へ向かう
バスコ「はーい、お疲れさん!」
扉の前にはバスコが銃を構えて待っていた
ジョーは悔しさのあまり足を打ち付ける
ルカ、アイム、ハカセは力が抜けてルカの足に倒れた
4人はまた牢屋に運ばれた
バスコ「いやぁ〜お前ら、結構頑張ったな!楽しませてもらったわ」
ルカ「は!無事なの!?」
バスコ「無事って……俺を何だと思ってんの〜?大丈夫だよ、今は眠って夢の中」