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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第13章 ❤︎ 岩泉先生の彼女と及川先生


「……やります」
「そっか。柳瀬さんは話の分かるいい子で嬉しいよ」
「拒否権なんてないでしょう?」
「嫌なら止めていいんだよ。俺は言わないって岩ちゃんにも伝えてあるんだし」
「先生の事、信用してもいいんですか?」
「…それはどうだろう。柳瀬さんの誠実な態度見せてもらってからかな」
「そんなの卑怯です」
「じゃあ止めていいよ。それで今日あった事岩ちゃんに全部話したらいい」
「…そんなのできませんっ」
「だったら覚悟しなよ。そのくらいの覚悟があって付き合ってんでしょ?」

覚悟…。確かに先生のことは大好きだったし一緒にいたい気持ちもある。だけど自分たちのリスクをちゃんと理解した上で覚悟してたかって聞かれたら、私はただ浮かれてただけ。



今、覚悟を決めなきゃ。



先生の立場を守れるのは私だけ。爪の痕が残るくらいぎゅっと手を握り、“……分かりました”とだけ答えた。

「いい子だね。…俺を岩ちゃんだと思っていいからさ」

穏やかな口調。笑っていない目。先生が何を企んで何を考えているのか想像もつかない。椅子に腰掛けた先生の股間に顔を埋めてただ何も考えないように。今は一心不乱に舐めるだけ。知らない男の人の息遣い、髪の毛を撫でるように触れる大きな手、それが今はただ気持ちが悪い。

「いつもそんなに控えめなの?…違うよね」

声色が変わるだけでぞっとする。咥えて前後に扱くだけでは及川先生は満足しない。

「…すみません」
「普段通りにやればいいんだよ。岩ちゃんはどこが感じるの?」

きゅっと目を閉じて記憶を辿った。優しく名前を呼んでくれる先生はいなくて、私は好きでもない人の股間に顔を埋めて先生を想う。目を閉じていても涙が溢れて止まらない。

「…っ、そっか。…そこ、好きなんだ岩ちゃんって…」

先生の名前を出されると変な錯覚を起こしてしまいそうになる。カリから尿道口を舌の先で舐め上げるといつも熱い吐息が触れるから。

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