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(R18) kiss hug ❤︎ HQ裏夢

第70章 ❤︎ 射精管理 二口堅治


「まだしばらく帰れないからゆっくりしていってね、だって」
「この状況で電話とか、頭、おかしいから」
「でもお母さんだったから出ないと。今帰ってくるって言われたら困るもんね。じゃあ、続きしようか?」
「無理」
「またいっちゃいそ?」
「…ん」
「じゃあ一つ約束して?」
「…っんだよ」
「今から私とセックスして」

人質と言わんばかりに徐に根本をギュッと握り、いちかは勝負に出た。低めの声のトーンに覚悟すら感じる。事前準備すら何もできないまま用意されたステージの重さと好奇心。複雑に混ざり合う感情に俺は抗えなかった。

「分かったから」
「嬉しいなぁ。…じゃあ一旦休憩ね?」
「は?」
「だって、するならシャワー浴びたいもん」
「今言うことかよ」
「だってこんなことになるなんて思ってなかったから」
「お前が仕掛けたんだろ」
「うん。だから先に約束だけしたの。こっちはもう少しだけ。おあずけで」

期待感に踊らされずっといちかの右手の支配下になっていたもんは呆気なく解放された。

「10分くらいで頑張って済ませてくるから待っててね」

目の前でスカートがひらりと待った。また1人残された部屋の中で選択肢の協議が執り行われる。これが最後の逃げるチャンスだと分かっていても逃げるという選択肢はなかった。
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