第31章 番外編 黒尾end
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「んっ・・・んんっ」
ベッドに押し倒され、長く深いキスの合間に甘い息が漏れる。
薄暗く静まり返った私の部屋にチュ、クチュッと水音が響く。
「・・く、クロ、、」
クロの唇が耳の方へと移動し、耳たぶを甘噛みし、首筋から鎖骨へと舌が這う。
黒尾「ん〜〜?」
ぞくぞくとする感覚に悶えている私をクロが下から見上げてくる。
その色気のある顔に心臓がバクバクと音を立てた。
クロの手がシャツの中へ滑り込み、やわやわと胸を触り始めた時、、
「わ、私、、その…初めてなんだけど…」
ピタッと手が止まり、胸の位置からクロがキョトンとした顔で見上げてきた。
黒尾「・・え?初めて?」
ぎゅっと目を瞑りコクコクと頷いた。