第18章 翔くんの病気疑惑、の巻

「なんや、なんかあったんかいな？」

「うるせー。お前みたいな健康体には言っても解んねぇよ」

「そう言えば、健康診断のあとから様子がおかしいな、お前。

なんか言われたんかいな？」

「……なんも言われないさ…(遠い眼)」

「……(汗)」



あぁ…智くん…

………と、エッチしたい(←笑)



「はぁああぁあ〜〜〜〜…」

「…ホンマに、大丈夫かいな？(汗)」



だから、だいじょばなねぇよ(泣)



「もう、放って置いてくれ、どうせ、俺はもう…」

「どうせもう、何や!?」



余りにも憔悴しきった俺の様子に焦る村上



「……何でも無いさ…(遠い眼)」

「……(汗)」

「おい、櫻井」



魂が抜けた顔で遠くを見詰めていたら、ぶっちょに呼ばれた



「なんすか？」

「目の前でそんな辛気臭い顔されてたら適わん！

お前、この前取材したレストランの記事の内容の確認に行って来い！」

「あの、デザートブッフェのタルトがめちゃめちゃ美味いとか言う会員制のレストランっすか？」

「あぁ、宜しくな」