第18章 翔くんの病気疑惑、の巻
「はぁ〜……」
今日は、ニノのお爺さんのとこでお茶会の日
きっと今頃智くんは
俺がもうじき不能になってしまうことについてニノに相談しているに違いない(←もう翔くんの中では確定したらしい)
「はぁ〜〜…」
そんでもって…
“大野くんみたいな可愛くて色っぽくて素敵な人が
そんな、い◯ぽ野郎に操を立てる必要なんか無いですよ!
浮気しちゃいなさい!”
“でも、僕、他の人とエッチなんて出来ないよ///”
“潤くんならどうです?
慣れ親しんだ(ピー)なら、突っ込まれても違和感ないんじゃ無いですか?”
“いやぁ〜ん!そんなの、解んないっ///”
“まあ、まあ、モノは試しです。
一回突っ込まれてみません?”
“いやぁああ〜〜んっ///”
“ええやないかい!”
「…………よくないもん(泣)」(←ダメージがデカすぎて何時もの勢いがない)
(だけど、もし本当にそんなコトになっても、俺には何も言う資格なんか無いんだ…)
「はぁああ〜〜〜…」
「なんや、櫻井くん。朝からずっと溜め息ばっかやな」
出社してからずぅっっと溜め息ばっかし付いている俺を訝しんで、隣のデスクの村上が、俺の顔を覗き込んだ
「…そりゃ、溜め息ばっかしに決まってるだろうよ」
愛しの妻と夜の営みをもう二度と出来ないんだぞ!(←なんか妄想が悪化してるみたいです)