• テキストサイズ

裏夢・短編 詰め合わせ【東リベ etc.】R18

第16章 東京卍リベンジャーズ・佐野万次郎





「………" 場地はオレが人殺しになるのを止める為に死んだ " って言ったら、どうする?」

『………ぇ…』

「……………オマエも……オレを恨むか?」

『………万次郎………こんな時にまで冗談言わないで』

「冗談なんかじゃねぇ」

『…っ…』

「……一虎はオレを殺したがってた。……場地はそんな一虎の味方をするフリして…東卍を抜けてアイツのチームに入ったんだ………たった独りで…スパイみたいな真似してさ……………でも……結局バレて…一虎に刺されちまった…」

『……』

「……倒れた場地を見て…オレは一虎を殺そうと思った…」


そこまで言って
一旦言葉を切った


「………いや……そうじゃないな…」

『……』

「…ずっと前から…オレは一虎を殺したかった………兄貴を殺した一虎に、わざわざ有利な証言をしたのは…1日も早くアイツが外に出て来るようにする為だったんだ………一虎が年少から出てきたら…真っ先に殺してやろうと思ってた。……場地のことはただの口実だ…』

『…万…次郎……もういいよ…』

「……オレは…倒れてる一虎の上に馬乗りになって……片手でアイツの首絞めながら…何度も何度も顔面を殴った…」

『…もう…いいってば…』

「アイツが壊れて動かなくなるまで殴り続けるつもりだったんだ……そんなオレを止めようとして場地は…」

『…やめて!』

「……」

『………お願い……もうやめて…』

「……何でだよ………知りたいんだろ?………どうして場地が…自分の腹刺すようなマネしたのか………………何でアイツが…オマエ残してあんなトコで死んだのか…」

『……』

「………何もかも……全部オレのせいなんだよ…」






/ 655ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp