第12章 身の危険
アンソニーの自宅から空港は隣接しているためセキュリティ面は飛行機内や韓国に着いてからの移動よりは遥かに安全だ。
無事に俊宇(ジュンユ)班と浩然(ハオラン)班たちと合流して、宇航と一緒に飛行機に乗り込んだ。
宇航:「本社からは俊宇(ジュンユ)班と浩然(ハオラン)班が来てくれる。韓国からは美鈴の部下とテオ班、イェリン班に来てもらってるよ。」
美鈴:「哥哥、仕事が早い。俊宇と浩然久しぶりすぎる🥺」
何となく自分の事と思えていない所があり実感が湧いていない美鈴は久しぶりに会えた俊宇と浩然に会えたことの方が嬉しく現実逃避してしまっていた。
仕事で危険な事に遭遇しているが、自身がその中心にいる事がまだ実家なしていなかった。
宇航:「美鈴、まだ実感が湧いてないんだね。仕方ないことだけど、もう少し危機感を持った方がいいよ。今自分が置かれている現状を客観視しないと相手の思うつぼだよ。」
俊宇:「美鈴は自分の事に関しては疎いって言うか😂自分の魅力には気づいてないからね。」
浩然:「誰かさんみたいに自信過剰もどうかと思うけど🤔」
美鈴:「誰しもそうじゃないの?人の事は客観視できるけど…。護衛される側になると思ってなかったからさ。」
宇航: 「改善点が分かれば大丈夫☺️仕事の時は警護人が何をして欲しいかと考える時にしてる訳だから……🤔」
久しぶりに会う同僚と会話をしているうちに改善点を見つけ出し今回の提案書に加えていった。
空港から✈️の経路を確認してアンソニー、インターポールにも共有して、相手に備えることにした。