第3章 恋の種を土に植えて
優実視点
部屋へと戻り暗い部屋で畳に座り込むきっと政宗様に嫌われたおじちゃん大丈夫かな? 明日には返事を書かなきゃ私は押入れから布団を取り出して寝た。
次の日
小十郎「起きろ」
優実「・・・・うっ・・・ううん・・」
目を開けると小十郎様が居た寝坊してしまったのだろうか? もうお昼時なの?
小十郎「朝餉は大広間で取れ」
小十郎様はそう言って部屋から出て行ってしまった、身支度を整えて着替えて大広間に向かう。
その後に私、小十郎様、政宗様、家臣に話があると言って善を片付けて大広間に再度集まる。
政宗「ここに集まってもらったのは、もう小十郎には言ってあるが・・・」
家臣「筆頭戦ですか?」
政宗「最後まで話を聞け、そこに居る北条氏政の孫の優実姫の処遇についてだ」
殺されるの? 相当怒ってるの?
政宗「客としての処遇にする」
客? 怒ってないの? 避けたのに?
政宗「小十郎優実姫の部屋から変えろ」
小十郎「御意」
そっか私が落ち込んでると思ってわざわざ身分を変えてくれたんだ考えてくれてたんだ、私のことをその後小十郎様に連れられて階段を昇って眺めがいい廊下だ、部屋はいい部屋で二人が使うような広さで申し訳ない。
優実「あの部屋使っていいのですか?」
小十郎「いいまですまねぇ、というお詫びだそれと姫様に与える部屋がここしかない俺の隣の部屋ですまないが」
小十郎様の隣? 気を使わなくてもいいのに、けれど行為を卑下にするのも悪いから使わしてもらおうかな。
私は部屋に入りおじいちゃんに手紙を書くことにした。