
第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ

「地元の子供の英語教室と
プログラミング教室をしてる
所にも協力して貰ってな。
無料で体験レッスンが
受けられる日とかもあるぞ?」
そう言われてカレンダーを見ると
体験レッスンが受けられる日もある様で
地元のダンス教室の体験レッスンと
ステージでのパフォーマンスの日や
体操教室の体験レッスンが受けれる日もあるらしい
前に杏寿郎が太鼓を叩かせて貰った
地元の和太鼓グループのステージ
演奏と太鼓に触れ合える日もあるみたい
「その辺りの地元の
企業とかサークルを上手い事
引っ張って来てくれたのは、
西井君の所のお父さんみたいなんだがな」
ステージ自体は常設のステージだし
ラジオ体操は毎日するから
ステージはそのままでいいし
芝生のエリアも広いから
ラジオ体操は前の方で
後ろの方では今日のイベントを用意して
ユーチューバー目当ての参加者を
そのままミニイベントに引き込む感じで
イベントをしてしまおうと言う感じなのだそうだ
朝活イベントなので
ラジオ体操の時間から
通常の公園の開門時間までが
朝活イベントの開催時間になる様だ
週末は他のイベントがあるから
朝活イベントは平日開催なのだが
明日は一斉ラジオ体操の日で
大きめのイベント仕立てにするから
こんな風に大掛かりになってるのだそうだ
「って、ここっ、
江藤樹奈の青空コンサートの日ッ」
「ああ、あの麻理恵先輩の妹さんな。
その辺りはあのお姉さんと
帰省する予定だからって、OK貰ったぞ?
地元の音楽活動をしてる楽団とのコラボだな
どっちも地元での活動を重視してるからな」
「どうせ、樹奈ちゃんの方は
ノーギャラでしょ、好きそうだもん」
夕食を食べ終わった杏寿郎の
皿をシンクで洗って居ると
杏寿郎がこの家は食洗器ないから
皿を拭くと言ってくれて
「はい、これ、洗えた皿」
「ああ。こうしてると…まるで
俺が、この家の入り婿にでもなった気分だな」
「まぁ、私が煉獄になってる時点で
入り婿ではないけどね、確かに
気分は味わえるかもね…?」
夕食の片付けをしながら
誰もキッチンに居ない事を良い事に
合間にこっそりキスをして
「ん、もう、誰かに見られたらどうするの?」
「良いだろう?夫婦なんだから。
やましくも何もないんじゃないか?
だったら、あっちの離れで…続きをするか?」
「明日…早いんでしょ?」
