
第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ

「煉獄サン、行っちゃったから
みくりちゃん、落ち込んでんの?」
ハァ~~っとみくりが
落ち込んでため息を付きながら
LINEをしている様で
「落ち込みながら、LINEしてんの?」
「成瀬さんに…、ポケモンのイベント
来年の夏とかにしてって言っとく」
「そんな、来年の夏とか…
さあしましょうで、
イベントって出来るの?」
「旦那さんが…それで、
今のこのシェアハウスの企画、
予定に無くて、飛び込みのごり押しで
杏寿郎が、成瀬さんに言い出して
他のイベントと並走してしてるって聞いたけど?」
みくりちゃんが作ったお弁当を
他のスタッフに撮影を任せて
食べていた不死川が
「ああ、それなァ。
急に上から急ぎの仕事って言われてよォ。
まぁ俺も…月末からは…、みくりと
一緒にここの移住の番組に参加すっしな。
うちの中央の方でも、ショートドラマは
普通の動画よりも再生数稼げるから、
注目してたんだわ。スマートフォンで
縦で見る訳だから、ちょっと…
見せ方はかえて行かねぇとなんだがな」
「でも、両方で撮ってるのに?」
「ああ、ショートの方は
二田の…騒がしい二人組にさせてらァ。
アイツ等の方が、先入観ねぇ分
自由にショートドラマ作れるからなァ」
そう言えば前に善逸君と伊之助君は
動画編集の方を憶えてそっちを
メインにして行くって言ってたな…
「そうそう、コイツも
竹のランプの制作動画をさ、
ショート動画にしたらさ
すんげぇ伸びて、バズったらしい」
「ちょっと前から、
ショートの方も力入れてる。
そっちからの登録者も多いから」
「ショートから、本編にって
誘導も出来るしな。このお前のトコの
イケメン双子は、使えるしな」
しばらくは遠目にふたりが
作業してるのを見ながら
不死川が弁当を食べてる時間
間に会話しながらウッドデッキで過ごして
不死川が作業に戻るタイミングで
私もお暇させて貰ったんだけど
家に帰ったら
今日は杏寿郎が来る日だから
一緒に餃子を包んで欲しいと言われて
おばあちゃんと一緒に
大量の餃子を包む仕事をして
その後はエアコンの効いた部屋で
しのぶちゃんが見てくれた分の
シナリオの修正とかをして
杏寿郎からは会場の設営の様子とか
テスト配信をしてモニターの
確認をしてる様子とかが
LINEから作業報告で届いていたのだが
