第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
辰巳が言う事は一理あって
奥さん側からの立ち合いをした
旦那さんへの不満もあれば
立ち合いした事でセックスレスになって
奥さんを女性として見れなくなったと言う
そんな旦那さんのリアルな声とかも
ネットにはあるにはあるんだけど…
こっちが妊娠中でも…
いつも通りな感じの旦那さんだから
その心配は…無いと…信じたいけど
「とりあえず、お昼にしよ?
お弁当、おばあちゃんと一緒に用意したからね」
みくりがそう言いながら
持って来て居たお重弁当を
ちゃぶ台の上に広げて
持って来て居た紙皿と割りばしを配る
「おおおっ!!すっげぇ!運動会じゃん」
「奥さん。朝から、お弁当の為に
唐揚げ…、揚げたのか?」
「うん…、おばあちゃんが
慎ちゃんと辰巳くんが喜ぶから
唐揚げとエビフライ入れないとって」
お弁当を食べようとした慎司を
不死川が制止して来て
お弁当だけの撮影タイムになっていて
お弁当撮影タイムが終了すると
和気あいあいとお弁当タイムになったのだが
「ブルーベリージャムのロールサンド…、
これ、みくり姉が作ったの?」
「うん、そうだよ。
辰巳くん、デザート系の
サンドイッチも好きだったでしょ?」
「唐揚げもミートボールも美味いし、
おにぎりもサンドイッチも、あるな」
「後、ばあちゃんの巻き寿司、
めったに巻いてくれないから
激レアじゃん、俺ばあちゃんの
巻き寿司めっちゃ好き」
慎司は素直過ぎる性格をしてるので
祖母の巻き寿司を大絶賛していて
慎司が祖母の巻き寿司を
美味しそうに食べる姿を見ている
奥さんもほっこりとしてる様だった
「今度、24日はいなり寿司にするって
おばあちゃんが言ってたよ?」
「それ、本当なの?みくり姉」
いなり寿司と言う言葉に
辰巳の方が反応して来て
どうやらいなり寿司は
こっちの彼の好物の様だが
「奥さんは、何が好きなんだ?」
「えっとねぇ、おばあちゃんの
ババロアと、茶わん蒸しと、
後は、オムライスかなぁ~」
そんな感じに賑やかなランチは終了して
ウッドデッキの所で日差しをよけながら
午後の作業をしてるのを
ぼんやりと眺めていると
しのぶから送ったシナリオを
見てくれた分をパソコンの方に
返事を送ったとLINEが来ていて
「っとこんな時間か…、
悪いが俺は、あっちに行く時間だな」
