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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「……ッ…、そ…ん…なッ、…」

「えっ、ええぇ?ちょ…、
どうしたの?大丈夫?…雅ちゃんッ」

みくりがそう言った後に
月城が突然に泣き出してしまって

そのまま 月城が落ち着くまで
隣で背中を擦ったりしていたのだが

多分きっと話の流れ的に
私が言った言葉が雅ちゃんを
泣かせてしまった様なのだが…

「す…、すいませ…んっ…
みくりちゃん…、すぐ、に…
泣き止み…ますの…でッ、ぐすっ…」

「私…何か変な事、言っちゃってた?
ごめんね、なんか…悪い事
言っちゃったみたいで…ッ」

いいえと月城が首を左右に振って来て

「いいえ、違う…んです…、
その…嬉しかったので…とても…ッ。
私も…錆兎も…、普通の人とは…
ちょっと違う世界で…生きて来たので…。
そんな風に…、祝福して…貰えるなんて…
全然…思って居なくてッ…」

「私だけじゃないよ?
杏寿郎は最初は錆兎さんの事、
雅ちゃんを騙して近付いてるじゃないかとか、
最初…直接会うまで疑ってたからね?
雅ちゃん達を応援したりとか、
幸せになって欲しいなって思ってる人、
私達だけじゃないよ?雅ちゃん」

みくりが両手で
月城の手を包む様にして握ると

へへへへと笑っていて

「みくりちゃんだって、
蜜璃ちゃんだって、同じ事言うと思うよ?
何だかんだ言ってても、口は悪いけど
不死川さんだってそうだろうし。
あんな感じだけど、伊黒さんも
2人の事気に入ってると思うもん」

「そうで…しょうか?…」

「それに…しのぶちゃんも
雅ちゃんとお話してみたいって
LINEで言ってたよ。”今日の御礼も
ちゃんと改めて言いたいですし、
個人的にお話をしてみたいです”って」

みくりがしのぶの口調と
声色を真似てLINEの内容を伝えて来て

「そんな…私…は…ッ、そんな風に
ご興味を持って貰う様な存在では…ッ」

「でも…、私がこれを…、
言っちゃって良いのか
わからないんだけど…」

ギュッと月城がみくりの手を
今度は握り返して来て
お互いの視線と視線がぶつかる

「みくりちゃんの言う通りです、
兄も…きっと…そう在って欲しいと…
願ってくれている…から。
私に…月城の姓を捨てろと…
あの時、私に言ったのだと…思いますので…」

「でも…分かるから…。
雅ちゃんが…そうしたいって」
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