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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「トウモロコシッ…甘くて…
美味しいです…これ…、
夏祭りの出店で食べたい味ですね…」

月城が皮付きで焼いた
トウモロコシが美味しいと言っていて

「剣菱か…、剣菱なら…
鮎の甘露煮とも相性良さそうだな…。
確かに癖が強い味してるが…、
その癖も…味わいも…深いしな…」

「鮎の塩焼きも…良い感じだしな
アクアパッツァと一緒に…
何て言わずに、飲むか?剣菱。
美味い肴には、美味い酒が合うからな」

そう言いながら杏寿郎が
遠火でゆっくりと焼いていた
鮎の塩焼きがそろそろいいと言って来て

同じ様に食べ頃になっている
ほくほくのじゃがバターと
鮎の塩焼きをそれぞれに提供してくれて

「鮎も、ジャガイモも…丁度いい
焼き加減で…、美味しそうですね…」

「鮎はやっぱり塩焼きが美味しいよね」

みくりが美味しそうと言いながら
お箸で鮎のお腹を押さえると
ひっくり返して反対側も押さえていて

「奥さんは鮎が好きだからな、
中々芸術的だから見てると良いぞ」

「え?見せる程じゃないよ?こんなの」

両面の身を箸でまんべんなく押さえた鮎を
元の向きに戻して 尻尾をちぎると
鮎の首の当たりの皮を箸で少し切って
そのまま頭を押さえて抜くと
綺麗に頭と一緒に骨と内臓が抜けて

「これで、後は食べるのに集中できるから。
そのまま食べる時もあるけどね」

「凄いっ、そんなに綺麗に出来るんですか?」

月城にみくりが骨の綺麗な抜き方を
丁寧に説明をしていて
綺麗に抜けた骨を嬉しそうに
月城が錆兎に見せて来て

「美味いな…養殖の鮎なのに…、
鮎の香りも…ちゃんと感じる」

「そうなんだよ、養殖の鮎って
脂ばっかり乗ってて香りが
飛んじゃってるけどね、
持留のおっちゃんが鮎はついでだ
っていつも言うけど、おっちゃんの鮎は
私はとっても美味しいと思うんだよ。
あ、カルパッチョ食べてね?
これは、尺山女魚って言って
2年育てた山女魚のスモーク使ってるから」

「だったら、尚更…剣菱だな…」

杏寿郎が剣菱のあの特徴的なマークの
ロゴの入ったラベルの瓶を手に取って

「剣菱と言う名を知らなくても、
この剣菱のロゴを見てなんか
シャープでカッコイイお酒
と言うイメージがするだろうが…、
有名な赤穂浪士の討ち入りの前夜に
酌み交わした酒が、
この…剣菱だと言われてるんだ」

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