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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「んんっ、ん!!!
ん!んんッ!ん゛――ッッ」

自分の口をみくりが自分の手で塞いで
ダメだと言いたげにブンブンと
首を左右に振って否定して来る

「俺は…奥さんの旦那さんだろう?
変に抗ったりせずに、…俺に
そのまま全部委ねて、楽になれば良いのに。
奥さんは…、元々感じ易い身体を
してるんだし、誰が…
毎日…奥さんを…可愛がって…
こんな風に…、してしまったと
思ってる…んだ?みくり…、
俺が…前に言った事、忘れたのか?」

結婚してからと言う物…
毎日…毎晩…杏寿郎に可愛がられて
愛されて抱かれるものだから
ほんのちょっとした刺激でも…
身体が勝手に気持ち良くなってしまう…

抗うだけ無駄と…言われてるが

そのまま…受け入れてしまえば…
一回…そうなっただけで…
当然…許して貰える…なんて
そんな都合のいい話には…ならないのだから

「……みくり」

そう…耳元でいつもより
低い声で…杏寿郎に名前を呼ばれる
その…声の響きが…
杏寿郎を…男性として 男として意識させて来て

「んんっ、ダメッ、歩けなく…なっちゃ…ぅ」

こんな事を…どこかでもして
その度に杏寿郎にお姫様抱っこで
そのまま運ばれてしまう事になる…って言うのも

何度も…こんな経験をしていれば
私だって…嫌でも…分かる

「だって…、杏寿郎…、
一回…て、言っても…一回で…
止めてくれ…ない…も…んっ、ヤダよッ」

こんな世間様が居る様な場所で
旅の恥は搔き捨ての範疇ではない

はぁ~っとため息が頭上から聞こえて

スッと足の間に割り込ませようとしていた
杏寿郎が足の力が緩んで
そうするのを…諦めた…みたいだ

「……悪ふざけし過ぎだと…
毎回、怒られてしまうからな…。
俺としてはふざけてるつもりは
欠片程にも…無いんだがな…?
俺は…、いつだって、俺の奥さんを…
可愛がりたいと言う気持ちだからな」

「それは…ありがたいんだけどね…。
やっぱり妊娠してお腹が
目立って来ちゃうと、旦那さんが
夜に応じてくれなくなったって
そんな職場の先輩ママさんとかも居たし…
でも…、その…流石に…ね…」

「そうだな、折角デートに来たんだもんな。
今は…夜のデートを楽しむか…行こう」

そう言って杏寿郎が手を
こちらに差し出して来て
その手を取ると
そのまま手を引かれて順路へ戻る
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