第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
わざわざ…ライトアップが始まるまで
食事も…隣の所でして
待っていた…のに…
キラキラと煌びやかな
ライトアップ…を見ないで
ふたりだけの暗い世界で
広い庭園の片隅で
ひっそりと身を隠しながら
交わすキス…に
2人揃って 仲良く…夢中になってしまってるから
私も杏寿郎も…結局の所
花より団子…なんだよなって思ってしまう
キスを…この辺りで…終わらせないと
杏寿郎のキスが…熱くなって来そうだって
そんな頃合いも…夫婦を1年していて
その前から彼の彼女をしてるのだから
「ん…ッ、奥さん…、良いのか?
そろそろ…、俺にキスを…止めさせた方が…
ちょっとだけ…で、収まらなくなるぞ?」
でも… 杏寿郎の奥さんを…
してるんだから…知ってる…ッ
そんな風に…こっちに…
止める様に促して来るけど…
きっと…もう 私の旦那さん…は…
グイグイとこっちの足と足の間に
杏寿郎が膝を…割り込ませようとして来て
「ちょ、杏寿郎ッ、それはっ…ダメッ!
ダメっ…、って、言って…る…のッ」
「今は…ダメかも知れないが…、
俺の可愛い奥さんは…、
キスしながら…、こうされるのが
好きだったはずだがなぁ…、違ったか?」
「やっ、違っ…、そうされたらッ…
んんっ、すぐに…、イッ…ちゃ…ぅ…からッ」
それは流石に容認できないと
上ではソフトなキスをしながら
下では…足を割り込ませたい方と
割り込ませたくない方の攻防を繰り広げつつ
「……奥さん…、1回だけ…いいだろ?」
「…――ッ!!?なっ、やっ、
ダメッ、そんなの…いい訳無いしッ」
こんな所で…イカされてしまってる
場合じゃない…ん…だから…
スルッと杏寿郎がみくりの
腰に手を回して来て
そのままスリスリと
杏寿郎の手に仙骨を撫でられる
ビクッとみくりの身体が跳ねて
ぐっとその声を押し殺させる様にして
杏寿郎が自分の唇を押し付けて
「……んんぅ゛…!!?…んふぅ、ンんッ゛」
声は…殆ど外に漏れては来てないが
びくびくと自分の腕の中で
みくりが抗えない快感に
その身体を…震わせているのを感じるし
一番…弱い…腰の仙骨の辺りを
刺激されて…フッと…
膝と膝と閉じている…力が緩むから
唇をキスで塞いだままで
足の間に自分の足を滑り込ませる
「んっ、んん゛っ!!んぅ…」
