• テキストサイズ

【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第11章 ラングラー


ー研磨sideー









宣戦布告なんて言うから、どんな感じかなーって、
ちょっと面白いかもくらいに思ってたんだけど。

…大したことない。




これなら、月島の方が全然……










「あ!ちょっと待って、今俺のことぽいってほかろうとした?」

「いや、別に。 思ったより…」

「思ったより?」

「めんどくさくもなければおもしろくもないなって」

「…ぐさっ」

「なにその擬音」









治くんと侑くんって全然違う印象だったけど。
似たりもするんだな。

今くしゃくしゃって、頭かいてる?とことか似てる。
なんかむしゃくしゃしてる感じ。










「…なに言いたいんかわからんくなった」

「………」

「………」

「穂波が治くんをすきってのは聞いたよ」

「えっ そこまで話すん!? チューしたとかそこまでやないん?」

「うん、穂波そういうことできないから」

「で? で、研磨くんは?」

「別に… 今見た通りっていうか…」

「………」

「さっき治くんが言ってきたみたいな感じだと思うけど」

「………」

「………」

「いや普通にあかんやろ、普通。
彼女が他の男とえっちしたいって思ってヤってまっても許してっていうてんねんで?」

「…誰にでもそういうわけじゃないし」

「俺にしかない?」

「まぁ、今のとこ。 …それに穂波は許してとかそういうんじゃないから」

「…あぁ、なんかわかるわ。 …で、ええの? 食ってもええの?」

「…ふ できるものならやってみなよ」

「何でそんな強気なん」

「別に、普通」

「………」

「あ、でも条件は泣かせないこと。 無理やりしないこと。 …できる?」

「は? 研磨くんマジで言うてる? そういう願望があんの?」

「ないから。 ただ、」

「ただ?」

「普通に無理だと思うだけ」











治くんに関してはすっごい危ういかもしれないけど、
治くんが強引に行かなければ流石にそんなことはよっぽどないと思う。

全部合意で最後まで進めてくのは、キスが深くなってくのとはわけが違う。











穂波はほわほわしてるけど、安いわけでも軽いわけでもない。











/ 1069ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp